★新型コロナ 制限解除

新型コロナ感染症予防のため、対面での面会を中止させていただいております。
リモート面会を導入しましたので、ご検討ください。詳しくは コチラ

2021年5月28日金曜日

ファミキャン ~回生スタッフリレー日記7~

 

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回生病院では、令和2年5月から、Facebook をしています。

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回生病院ではたらくスタッフが、日々のことを思いのままに綴る、エッセイのような日記のような自分語りのコーナーです。第7回目は2病棟看護師「もりたさん」です(^^)/

 

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スタッフリレー日記を書きませんか?との話があり、何も考えず受けてしまったが、看護部のトップバッターとして重責を感じながら書いている。


世の中にコロナが蔓延して一年以上が過ぎ、コロナ禍以前であれば当たり前にできていたことができなくなった。

我が家でも例年であればプール・温泉・旅行と家族で楽しむイベントが計画できずに、子供だけではなく私自身も悶々とした日々を過ごしていた。


キープディスタンスの考え方が浸透し、巷では旅行で観光・食事を楽しむのではなく、キャンプ場で自由に過ごすのがブームになっているそうだ。


ご多分に漏れず私もドップリ嵌ってしまった。

キャンプ用品をネットでメーカー品を探しポチポチ、キャンプ道具屋に行ってはカード支払いを繰り返し妻に見つかり大目玉。

言い訳の「災害の時にも備えている」で妻を丸め込み、また買い物。物ばかり増えていく我が家に妻もあきれ顔。

キャンプ用品を買うだけで計画を立てない私に妻が「で、いつ行くの?」と冷たーい声で迫ってくるため急いでスケジュールを立てる。


初心者キャンパーにはテントは難しい為キャンピングカーをレンタル。

キャンプ場につき、それぞれ電子機器を極力使わず、読書、サッカーなど好きなことに時間を使う。私は焚火を見つめながら唯々無心になり、喧騒を忘れ疲れを癒す。


寝る前に広場に行きシートを広げ横になり家族で満天の星空を眺めると流れ星。見逃した長男がすねて「流れ星見るまでここにいる!!」と泣きそうになったのはいい思い出である。


コロナ禍だから何もできないではなく、コロナ禍だからできる事を探して家族の思い出を作ることが出来ると考えれば、心が少し軽くなった気がする。


おわり

 

 


2021年4月30日金曜日

メンタル強い ~回生スタッフリレー日記6~

 

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回生病院ではたらくスタッフが、日々のことを思いのままに綴る、エッセイのような日記のような自分語りのコーナーです。第6回目は薬局の「Nさん」です(^^)/


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ひょんなことから日記の当番が回ってきてしまいました。

駄文となりますがお付き合いいただけると幸いです。

鬼滅の刃がブームとなってしばらく経ち、一時期よりは落ち着いてきたのかなと思っておりますが、我が家では長男次男がまだまだ大はまりしております。

あれやこれやと鬼滅グッズをせがまれる中で、特に喜んでくれたのが靴下でした。

5種類ほどのセットでそれぞれに主要なキャラクターが描かれているものです。

長男はその靴下を履くことはほとんどないのですが、次男坊は大喜びで毎日履いているようです。

そんな次男坊はなかなか頑固な性格で、少し寝癖があると幼稚園いやだ、スパッツが気に入らないと真冬でも履かないなど手を焼いているのですが、ある日から左右でばらばらの組み合わせでその鬼滅の靴下を履くようになりました。

案の定、幼稚園では「靴下ばらばらやんけ」と友達から指摘されているようですが、当人はそれが考え抜いたベストの組み合わせと確信しているようで意に介しません。

俗に言うメンタル強いな、というものでしょうか。

メンタルが強い状態になるにはそれなりにそのことについて熟慮したり、知識や経験、鍛錬を下積んだりしている必要があると思います。

次男坊も考えを何度も何度も重ねて、鬼滅への理解を深め、そして周りの意見に動じない境地にいるのでしょう。

かくいう私も昨年、禁煙に失敗しましたが、何度となく失敗した経験をもとに家族からブーイングを受けながらもメンタルを強く保ち、たばこを吸い続けているという状況であります。(本数は減りました。)

おわり

 

 


2021年4月23日金曜日

人生の旬は「いま」

 

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「スマープの現場を見て勉強したい」と直談判し、

”1日スタッフ”として、見学にきた新入職員、外来看護師の古野さん。

なんて情熱的な人なのかしら、と、興味津々話を聞きました。

 

新人オリエンテーションにて。
熱心にメモをとる古野さん


古野さんが看護学校に通い始めたのは30代後半。

40才で正看護師になり、認知症の方をケアする病棟や施設を経て、

このたび当院に入職しました。

 

人間嫌いだった


社会人になりたての頃は、動物看護師として働いていました。

子どもが好きという理由から、産科の助手も経験しました。

経歴を見ると、なるべくして看護師になったようですが、

当初、そのつもりは全くなかったといいます。

 

「当時は人間嫌いでした」と語る古野さん。

動物も子どもも好きだったけど

「飼い主さんや親御さんがいるので、人と接する機会はとても多かったですね(笑)」

 

ところが産科では、まわりの看護師から「あなたは看護師に向いている」と誘われます。

特に、よく泣かされていたコワイ先輩看護師からも言われたことが、胸に響きました。


「自分でも気づかないうちに、

人の看護をする準備はできていたのかもしれないと、今になって思います」


3年を学生として過ごす。

躊躇する古野さんの背中を押したのも、先輩からの

「長い人生の3年間くらい、たいしたことない」の言葉だったそうです。

 

人の温かみにふれた学生時代


一念発起し、看護学校に通い始めた古野さんですが、

ほぼ同時に体調をくずしてしまいます。

「学生時代の3年間は、とても苦しかったですね。人生の大きな転換点になりました」


勉強もしながら、どん底の体調と向き合う中で、自身も人にケアをされる経験をしました。

病気を抱える苦悩も、友人や周りの人に支えられケアされるありがたみも感じ、

つらかったけどシアワセな経験をしたと語る古野さん。 


「看護師になるにはとても苦労をしたし、遠回りもしたかもしれない。

でも無駄なことはなにもなかったと思います」


ケアされる側の立場が分かるというのは、

いまでは古野さんの強みになっているように見えました。

 

心理士の池畑さんにスマープのことを
質問している古野さん(左)


 

ちなみに♡

今回、当院に入職を決めたきっかけは Facebook なんですって!

「スマープの記事やスタッフ紹介の記事を見て、この病院に就職したいと思いました」

きゃー!もっと言って(/ω\)


理想の看護師像については、

慈愛に満ちたマザーテレサと、看護のハード面を整えたナイチンゲールを

足して2で割ったような看護師になりたいと語る古野さん。

 

「患者さんとのかかわりを通して、人として自分も強くなりたいと思っています」と、

はにかみながらこたえてくれました。

 

2021年3月26日金曜日

仕事たのしい! ~回生スタッフリレー日記5~

 

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回生病院ではたらくスタッフが、日々のことを思いのままに綴る、エッセイのような日記のような自分語りのコーナーです。第5回目は作業療法士の「山口さん」です(^^)/

 

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回生に入職して、早10年以上・・・

患者さんから年齢を聞かれる度に「永遠の二十歳」と答えてきたが…今はもう言えない……(悲)

作業療法が患者さんにとって有意義であるように…と日々思いながら、仕事をしている。

私が回生で初めて覚えた『農耕』

興味があった訳ではないが、仕事としてやっているうちに楽しくなってきた。

今年は何を植えようか?  そろそろ追肥せなかねえ?  サツマイモはいつ収穫する?

等々…患者さんと相談しながら、また、農耕経験者の患者さんから御指導を仰ぎながら、農耕女子として成長してきた。(笑)

今では、耕運機や草刈り機も扱えるし、家庭菜園もするように。

休日も、育てたことのない野菜の苗がないか?園芸店に偵察に行ったりと、仕事とプライベートがごちゃごちゃになっている。でも、超~楽しぃ⤴ \(^o^)/

『麦わら帽子&長靴が似合うね♥』って、嫌みなんだか誉め言葉なんだか分からない言葉をよくかけられますが、気にしな~い。

患者さんにも、農耕に限らず、(無理やり)させられる活動ではなく、心躍る活動を見つけてほしいと思っている。

だから、まずは何でも体験させてみる‼

パズルしたことない ⇒ やってみよう♪

ソフトボール、体動くかなぁ… ⇒ キャッチボール一緒にしよう♪

ビリヤードや卓球・将棋、ルールが分からない ⇒ しながら覚えよう♪

農耕、めんどくさ~ ⇒ お散歩がてら、野菜の成長見に行こう♪からのぉ~収穫体験・試食♥

『型に入り、型より出でよ、何事も』

この言葉は、私が高校生の時に教員から教わった言葉である。

個性を出す為にはあえて『型』を教えるべきである。基本ができて応用が存在する。

たくさんの事を体験し、自分の好きなもの嫌いなもの、得意な事不得意な事、を理解し、工夫しながらこれからの人生に繋げていってほしいと思う。

これからの人生を、少しでも豊かな人生にできますように…

(写真の指の先、小さいながらも活動で育ててるしいたけです)

 

 


2021年3月19日金曜日

サクラ、咲いた

  

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「おめでとう!」「よかったね!」

胸にブートニアを挿した若者に、口々にお祝いの言葉が手向けられました。

3月5日、当院の4名の学生が無事看護学校を卒業しました。

写真はその一人、河口健人さんです。

 

卒業式を終えて病棟に戻ったら、あっという間に人だかりです。

わが子やわが孫のことのように喜ぶ職員に囲まれ、笑顔で記念撮影。

 

屈託なく、晴ればれとした笑顔の河口さんですが

”1年前の誓い”の日から、今日まで、努力の日々がありました。

 

なんでも諦めてきた過去


ほこらしげに卒業証書を手にした自分の姿。

1年前の今頃は、本人すら想像していなかったかもしれません。

 

本来、准看護師を目指す看護学生は、2年で修了を目指しますが

「僕は常に最下位の成績で、卒業試験でも欠点をとり、留年してしまいました」

思うように成績が伸びず、次第にやる気を失っていったという河口さん。

これまで何につけても「すぐに諦めてしまう性格だった」

ゆえに、看護師の道も諦めかけていたそうです。


河口さんの「諦めぐせ」に待ったをかけてくれたのは、

看護学校の先生やクラスメイト、職場の上司や同僚でした。

 

留年前、やる気のなさから、遅刻や居眠り、提出物を出さないなど、

問題行動もありましたが、

 

「もう信じて応援してくれた人を裏切れない。

1年後は笑って過ごせるように全力でやりきろう」と胸に誓い、行動を変えていきました。

 

 

支えてくれた仲間に報いて


河口さんが気後れせずに3年目を頑張れたのには、

分け隔てなく気さくに接してくれた1つ下のクラスメイトの存在も大きかったといいます。

 

そして、全国模試で上位をとる優秀なクラスの仲間に引っ張られるように、

めきめきと成績をあげていった河口さん。

次第に勉強が楽しくなり、1年前はD判定だった模試も、Aへと飛躍的に伸びたのです。

 

まわりの人のありがたみと、

諦めずにひたむきに取り組むことの尊さを実感した1年となり、

卒業式では、卒業生代表として、答辞を読む大役も担いました。

 

写真の卒業文集には、そんな河口さんの熱い思いがつづられています。

「文集を読み、涙ぐんでいた教員もいました」と、

看護学校の校長先生から嬉しいお便りが、当院にも届きました^^

 

「責任感のある看護師を目指したい」と抱負を語った河口さん。

4月からは准看護師として、患者さんと、より専門的なかかわりをしていきたいといいます。


尊敬する先輩はいますか?の問いには即答で

「病棟の上司である森本師長です!」

「嘘くさ~(照」 「ほんとですっ!」


「じゃ、さっそく即戦力として、KARP(当院のアルコールリハビリテーションプログラム)のスタッフメンバーに入ってね」

と、期待を込めた【圧】をかけられ、コントのようにアセアセしていた、

お茶目な河口さんなのでした^^

 

2021年2月26日金曜日

コロナ禍に思い立つ ~回生スタッフリレー日記4~

 

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回生病院ではたらくスタッフが、日々のことを思いのままに綴る、エッセイのような日記のような自分語りのコーナーです。第4回目は事務部総務課係長の「もりたさん」です(^^)/

 

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二宮先生からのバトンは徒然なるままにとは程遠く、プレッシャーを感じながらではありますが、近況を綴ってみました。

コロナ禍という事もあり、健康のためのプールやボウリングからは足が遠のき、巣ごもり状態で図書館の本を読み漁り、編み物に没頭している今日この頃です。(気分↓、体重↑↑)

ちなみに、二宮先生と同じく丑年生まれ、しかも還暦を迎えるお年頃となりました。

旧友や遠方の親戚と直接会う機会がめっきり減った昨今、ここはひとつ還暦記念で近影の写真付き年賀状を作ってみようと思い立った年末。

準備諸々大変な面もありましたが、日頃メール等で済ませていた時とは違ったワクワク感で、かなり楽しむ事ができました。

また、お送りした方からの返信等は、メールとは違ったちょっぴり新鮮で、ほっこりとした温度感のようなものを感じ、有り難いやらうれしいやら。自画自賛になりますが、自身が楽しみ、また相手方も楽しんでいただけたことが何よりでした。

今回、年賀状を引き合いに出しましたが、日々の暮らしの中でも、まずは自身が心にゆとりを持って、人生を楽しめるような一年にできたらと感じています。

そして、豊かな心持ちで過ごせるように、ささやかな思いやりや気配りといった、ちょっとしたエッセンスを加えることも忘れずに。それでは、お後がよろしいようで・・・

 

 


2021年1月29日金曜日

みんなニコニコ ~回生スタッフリレー日記3~

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回生病院ではたらくスタッフが、日々のことを思いのままに綴る、エッセイのような日記のような自分語りのコーナーです。第3回目は名誉顧問「二宮先生」です(^^)/

 

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リレー日記の依頼が舞い込みました。去る者は追わず来る者は拒まずがモットーなので、お洒落な文章は書けませんが引き受けました。苦労しました。


今年の干支は丑で、私は丑年生まれです。還暦が来たと思っていたら、あっという間に干支が一巡して、光陰矢の如し、夫婦ともども終活を考える年になりました。終活というのは中々うまい造語だと思って調べると、週刊朝日の元副編集長 佐々木広人が生みの親のようです。朝日も時には良いことをする。


終活とは何かというと、自分のための葬儀や墓の準備、財産の整理や相続の手配です。葬儀は簡素に身近な親族だけで、墓の事情はちょっと複雑で省略するけど、とかくこの世は色と金、金の絡んだ相続問題は絶対起きないようにしておきたい。財産は中途半端なほうが相続問題は起きやすいそうです。


どうすればよいのか、それは関係者との入念な話し合いと同意です。協働的意思決定(shared decision making)がこの十年くらい注目されているけれど、精神科では意思の疎通が難しいだけに、特に重要です。振り返ってみると精神科臨床では、自分は根気強い話し合いと同意をずっとやってきたと思っています。仕事でやっていることと日常生活の実践が随分違うことはよくあることで、落語家は家ではむっつり無口だそうです。


けれども、仕事でできていることが日常生活でできないはずはない。書いているうちに段々自信が湧いてきました。これからさらに断捨離をおこない円満な最期を迎えるという希望が湧いてきたところで次の走者にバトンを渡したいと思います。

 

 


 


 



あらためまして、よろしく♩

  みなさんこんにちは。 回生病院のブログは、2011年に開設して以来、ずっとココログで投稿を続けていましたが、2019年4月より、こちらのBloggerさんにお世話になることになりました。   過去の記事は、2011年3月~2019年3月までの分は、これまでどおり、 コ...