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2021年3月26日金曜日

仕事たのしい! ~回生スタッフリレー日記5~

 

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回生病院ではたらくスタッフが、日々のことを思いのままに綴る、エッセイのような日記のような自分語りのコーナーです。第5回目は作業療法士の「山口さん」です(^^)/

 

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回生に入職して、早10年以上・・・

患者さんから年齢を聞かれる度に「永遠の二十歳」と答えてきたが…今はもう言えない……(悲)

作業療法が患者さんにとって有意義であるように…と日々思いながら、仕事をしている。

私が回生で初めて覚えた『農耕』

興味があった訳ではないが、仕事としてやっているうちに楽しくなってきた。

今年は何を植えようか?  そろそろ追肥せなかねえ?  サツマイモはいつ収穫する?

等々…患者さんと相談しながら、また、農耕経験者の患者さんから御指導を仰ぎながら、農耕女子として成長してきた。(笑)

今では、耕運機や草刈り機も扱えるし、家庭菜園もするように。

休日も、育てたことのない野菜の苗がないか?園芸店に偵察に行ったりと、仕事とプライベートがごちゃごちゃになっている。でも、超~楽しぃ⤴ \(^o^)/

『麦わら帽子&長靴が似合うね♥』って、嫌みなんだか誉め言葉なんだか分からない言葉をよくかけられますが、気にしな~い。

患者さんにも、農耕に限らず、(無理やり)させられる活動ではなく、心躍る活動を見つけてほしいと思っている。

だから、まずは何でも体験させてみる‼

パズルしたことない ⇒ やってみよう♪

ソフトボール、体動くかなぁ… ⇒ キャッチボール一緒にしよう♪

ビリヤードや卓球・将棋、ルールが分からない ⇒ しながら覚えよう♪

農耕、めんどくさ~ ⇒ お散歩がてら、野菜の成長見に行こう♪からのぉ~収穫体験・試食♥

『型に入り、型より出でよ、何事も』

この言葉は、私が高校生の時に教員から教わった言葉である。

個性を出す為にはあえて『型』を教えるべきである。基本ができて応用が存在する。

たくさんの事を体験し、自分の好きなもの嫌いなもの、得意な事不得意な事、を理解し、工夫しながらこれからの人生に繋げていってほしいと思う。

これからの人生を、少しでも豊かな人生にできますように…

(写真の指の先、小さいながらも活動で育ててるしいたけです)

 

 


2021年3月19日金曜日

サクラ、咲いた

  

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「おめでとう!」「よかったね!」

胸にブートニアを挿した若者に、口々にお祝いの言葉が手向けられました。

3月5日、当院の4名の学生が無事看護学校を卒業しました。

写真はその一人、河口健人さんです。

 

卒業式を終えて病棟に戻ったら、あっという間に人だかりです。

わが子やわが孫のことのように喜ぶ職員に囲まれ、笑顔で記念撮影。

 

屈託なく、晴ればれとした笑顔の河口さんですが

”1年前の誓い”の日から、今日まで、努力の日々がありました。

 

なんでも諦めてきた過去


ほこらしげに卒業証書を手にした自分の姿。

1年前の今頃は、本人すら想像していなかったかもしれません。

 

本来、准看護師を目指す看護学生は、2年で修了を目指しますが

「僕は常に最下位の成績で、卒業試験でも欠点をとり、留年してしまいました」

思うように成績が伸びず、次第にやる気を失っていったという河口さん。

これまで何につけても「すぐに諦めてしまう性格だった」

ゆえに、看護師の道も諦めかけていたそうです。


河口さんの「諦めぐせ」に待ったをかけてくれたのは、

看護学校の先生やクラスメイト、職場の上司や同僚でした。

 

留年前、やる気のなさから、遅刻や居眠り、提出物を出さないなど、

問題行動もありましたが、

 

「もう信じて応援してくれた人を裏切れない。

1年後は笑って過ごせるように全力でやりきろう」と胸に誓い、行動を変えていきました。

 

 

支えてくれた仲間に報いて


河口さんが気後れせずに3年目を頑張れたのには、

分け隔てなく気さくに接してくれた1つ下のクラスメイトの存在も大きかったといいます。

 

そして、全国模試で上位をとる優秀なクラスの仲間に引っ張られるように、

めきめきと成績をあげていった河口さん。

次第に勉強が楽しくなり、1年前はD判定だった模試も、Aへと飛躍的に伸びたのです。

 

まわりの人のありがたみと、

諦めずにひたむきに取り組むことの尊さを実感した1年となり、

卒業式では、卒業生代表として、答辞を読む大役も担いました。

 

写真の卒業文集には、そんな河口さんの熱い思いがつづられています。

「文集を読み、涙ぐんでいた教員もいました」と、

看護学校の校長先生から嬉しいお便りが、当院にも届きました^^

 

「責任感のある看護師を目指したい」と抱負を語った河口さん。

4月からは准看護師として、患者さんと、より専門的なかかわりをしていきたいといいます。


尊敬する先輩はいますか?の問いには即答で

「病棟の上司である森本師長です!」

「嘘くさ~(照」 「ほんとですっ!」


「じゃ、さっそく即戦力として、KARP(当院のアルコールリハビリテーションプログラム)のスタッフメンバーに入ってね」

と、期待を込めた【圧】をかけられ、コントのようにアセアセしていた、

お茶目な河口さんなのでした^^

 

あらためまして、よろしく♩

  みなさんこんにちは。 回生病院のブログは、2011年に開設して以来、ずっとココログで投稿を続けていましたが、2019年4月より、こちらのBloggerさんにお世話になることになりました。   過去の記事は、2011年3月~2019年3月までの分は、これまでどおり、 コ...