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「スマープの現場を見て勉強したい」と直談判し、
”1日スタッフ”として、見学にきた新入職員、外来看護師の古野さん。
なんて情熱的な人なのかしら、と、興味津々話を聞きました。
新人オリエンテーションにて。 熱心にメモをとる古野さん |
古野さんが看護学校に通い始めたのは30代後半。
40才で正看護師になり、認知症の方をケアする病棟や施設を経て、
このたび当院に入職しました。
人間嫌いだった
社会人になりたての頃は、動物看護師として働いていました。
子どもが好きという理由から、産科の助手も経験しました。
経歴を見ると、なるべくして看護師になったようですが、
当初、そのつもりは全くなかったといいます。
「当時は人間嫌いでした」と語る古野さん。
動物も子どもも好きだったけど
「飼い主さんや親御さんがいるので、人と接する機会はとても多かったですね(笑)」
ところが産科では、まわりの看護師から「あなたは看護師に向いている」と誘われます。
特に、よく泣かされていたコワイ先輩看護師からも言われたことが、胸に響きました。
「自分でも気づかないうちに、
人の看護をする準備はできていたのかもしれないと、今になって思います」
3年を学生として過ごす。
躊躇する古野さんの背中を押したのも、先輩からの
「長い人生の3年間くらい、たいしたことない」の言葉だったそうです。
人の温かみにふれた学生時代
一念発起し、看護学校に通い始めた古野さんですが、
ほぼ同時に体調をくずしてしまいます。
「学生時代の3年間は、とても苦しかったですね。人生の大きな転換点になりました」
勉強もしながら、どん底の体調と向き合う中で、自身も人にケアをされる経験をしました。
病気を抱える苦悩も、友人や周りの人に支えられケアされるありがたみも感じ、
つらかったけどシアワセな経験をしたと語る古野さん。
「看護師になるにはとても苦労をしたし、遠回りもしたかもしれない。
でも無駄なことはなにもなかったと思います」
ケアされる側の立場が分かるというのは、
いまでは古野さんの強みになっているように見えました。
心理士の池畑さんにスマープのことを 質問している古野さん(左) |
ちなみに♡
今回、当院に入職を決めたきっかけは Facebook なんですって!
「スマープの記事やスタッフ紹介の記事を見て、この病院に就職したいと思いました」
きゃー!もっと言って(/ω\)
理想の看護師像については、
慈愛に満ちたマザーテレサと、看護のハード面を整えたナイチンゲールを
足して2で割ったような看護師になりたいと語る古野さん。
「患者さんとのかかわりを通して、人として自分も強くなりたいと思っています」と、
はにかみながらこたえてくれました。