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回生病院ではたらくスタッフが、日々のことを思いのままに綴る、エッセイのような日記のような自分語りのコーナーです。第7回目は2病棟看護師「もりたさん」です(^^)/
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スタッフリレー日記を書きませんか?との話があり、何も考えず受けてしまったが、看護部のトップバッターとして重責を感じながら書いている。
世の中にコロナが蔓延して一年以上が過ぎ、コロナ禍以前であれば当たり前にできていたことができなくなった。
我が家でも例年であればプール・温泉・旅行と家族で楽しむイベントが計画できずに、子供だけではなく私自身も悶々とした日々を過ごしていた。
キープディスタンスの考え方が浸透し、巷では旅行で観光・食事を楽しむのではなく、キャンプ場で自由に過ごすのがブームになっているそうだ。
ご多分に漏れず私もドップリ嵌ってしまった。
キャンプ用品をネットでメーカー品を探しポチポチ、キャンプ道具屋に行ってはカード支払いを繰り返し妻に見つかり大目玉。
言い訳の「災害の時にも備えている」で妻を丸め込み、また買い物。物ばかり増えていく我が家に妻もあきれ顔。
キャンプ用品を買うだけで計画を立てない私に妻が「で、いつ行くの?」と冷たーい声で迫ってくるため急いでスケジュールを立てる。
初心者キャンパーにはテントは難しい為キャンピングカーをレンタル。
キャンプ場につき、それぞれ電子機器を極力使わず、読書、サッカーなど好きなことに時間を使う。私は焚火を見つめながら唯々無心になり、喧騒を忘れ疲れを癒す。
寝る前に広場に行きシートを広げ横になり家族で満天の星空を眺めると流れ星。見逃した長男がすねて「流れ星見るまでここにいる!!」と泣きそうになったのはいい思い出である。
コロナ禍だから何もできないではなく、コロナ禍だからできる事を探して家族の思い出を作ることが出来ると考えれば、心が少し軽くなった気がする。
おわり