★新型コロナ 制限解除

新型コロナ感染症予防のため、対面での面会を中止させていただいております。
リモート面会を導入しましたので、ご検討ください。詳しくは コチラ

2020年11月17日火曜日

「ひりひり」のち「うるうる」 ~回生スタッフリレー日記1~

 

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回生病院ではたらくスタッフが、日々のことを思いのままに綴る、エッセイのような日記のような自分語りのコーナーです。第1回は、事務部しおたにです。次にバトンが回った方は、よろしく(*´з`)

 

。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。

 

医療現場で働くようになって、手指衛生を意識するようになった。手洗い回数が増えたことで、とくに冬は手が乾燥しがち。

職場での手指衛生プラス家事プラス冬の乾燥。今年はそれに、コロナ対策でワンアクションごとのこまめなアルコール消毒がプラスされた。

ハンドクリームじゃ追っつかないくらい、私の手指は、瀕死だ。

スマホの指紋認証は無反応になり、皮膚が全体的にざらざらするばかりか、ひりひりもし、爪の横はぱっくり割れる。

事務である私もそうなのだ。医療現場最前線の方々は、とくに手荒れがひどいだろう。

先日のこと、ぱっくり親指が痛いんだと、世間話的に息子に話すと

「〇ちゃん(息子)のばんそうこ、あげる!」と言い出した。

〇ちゃんのばんそうこは、おいしい和菓子顔の正義の味方だ。〇ちゃんが、箱から出して並べては眺め、大事にしてるやつ。宝物のようなやつ。

もらえないよと固辞したが、いいからいいからと、一枚くれた。

ありがとうと、その場でつけると、誇らしげな顔をした息子が

「もう痛くないからね」という。

やだ~泣きそう。好きすぎ!!キュン死(古

正義の味方は、お子さま用だからなのか粘着力マイルドで、数時間後にはヨボヨボになってしまった。ヒーローご本人と一緒で、水には弱い仕様だったのかもしれない。

でも、はずせるわけないよ…

だって、息子がくれた初めての(実用的な)贈り物だったのだもの。

温かい気持ちと共に、眠りについた。

…翌朝、シーツの上に、クシャっとなったばんそうこ。

和菓子顔マン、もうちょい根性見せてくれてもよかったんじゃな~い? 

 



2020年10月12日月曜日

院内スマープ、修了回でした。

 

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当院では、外来の薬物依存症の方むけの集団精神療法スマープとは別に、

入院患者さん向けの院内スマープも行っています。

 

院内スマープは、全14回でワンクール修了し、メンバーが入れ替わります。

先日は、その院内スマープ第2クール目の、修了回(14回目)でした。

 

この日は「引き金と対処法」について学びました。

 


ワークでは、自分にとっての「引き金」とその「対処法」について考えました。

使いたくなるきっかけ(引き金)は、本当に人ぞれぞれ。

自分たちで対処法も考え、自分専用のテキストをつくりあげていきます。

 

心理の池畑さん:

「退院後は、今よりたくさんの引き金に気付くことになると思います。

 その都度、ここに付け加え、対処法まで考えておいてほしいです」

 


また池畑さんは、これまでの回の中で、繰り返し伝えてきたことがあります。

『嫌なことがあった』『ストレスがたまった』『寂しい』などに直面したとき、

 以前なら、薬物でごまかすことが当たり前だったかもしれない。

 薬物を断つからには、嫌なことやストレスなど、全部自分で請け負うことになる。

 代わりになる何か(アルコール等、他の依存物質ではなく)を探すことも大切」

  


  

上記の写真のワーク中、『依存症的思考(再発を正当化する考え)』について

「苦しくて、使ったら楽になれると感じたとき」と書いている人がいました。

 

これについても、さきほどの池畑さんのコメントにあるように、

今後は「薬物」ではなく、自分で請け負っていかなくてはなりません。

 

「苦しさが耐えられないくらいなってしまうと、欲求を抑えるのは大変なので

 苦しさがまだ小さいうちに、解消していくことが大切です。

 それでも、どうしても苦しくて薬物に頼りたくなることもあるかもしれません。

 早めに受診をする、普段から何でも話せる人や場

 (自助グループや外来スマープなど)をもっておき、相談するなど、

 ストッパーになるものを考えておいてほしいです」

と伝え、メンバーは頷きながら、真剣に耳を傾けていました。 

 


 

全14回、すべて終わり、最後のシールをはりました。

金ぴかの「よくできました」シールです。 

自分がたどってた歩みが、しっかり形になって残ります。



一人ひとりに、池畑さんから修了証書が渡されました。

退院が近い方もいらっしゃいます。

自分で作り上げたテキストと修了証書が、退院後の回復の支えになりますように。

 

2020年9月12日土曜日

ある日のスマープ 〜ひたむきに重ねる日々〜

 

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みなさんこんにちは。
回生病院では、毎月第2・第4水曜日に、スマープを行っています。
スマープってなんぞや? という方は コチラ


☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


回生病院では、薬物依存症の方のための外来集団精神療法「スマープ」を行っているのですが、初期のころから通い続けているメンバーの一人が、このたび、60回目の参加となり、記念の表彰状が授与されました。

 

表彰
心理士の池畑さんから表彰状の授与
 

受賞者のAさんは、いつも穏やかで、それでいてみんなを引っ張ってくれる心強い存在です。

 

コロナの関係でスマープが休止した期間を除くと、2回休んだきりで、

とくにH30年12月からは、雨の日も雪の日も、一度も休まずスマープに参加しました。

 

これまで、薬物のある生活が当たり前だったというAさん。

スマープに参加し始めてからの2年半以上、断薬期間を更新しています。

 

それだけ断薬しているAさんですが、

薬物への欲求が高まることは、いまだにあるそうです。

それでも

「やめたばかりの頃に比べたら、ずいぶん減ったよ」

と語ります。

 

薬物の強い使用欲求は、とてもつらいもの。

また、ゼロになることはありません。

 

でも、少しずつ、欲求が高まる頻度や度合いが、少なく小さくなっていくものなんだと、

Aさんの背中に、教えてもらっている気がします。

 

それは、まだ断薬を始めたばかりの人や、

薬物をやめる勇気がない人にとっては、希望の光です。

 

 

心理士の池畑さんは、この日のスマープでメンバーに、

「依存症は、一生付き合っていく病気。

 でも、先の見通しが立たなくて辛いなと思う日があるかもしれない。

 断薬期間はどのくらいでも構わない。

 たまに後ろを振り返って、これだけやめられている、

 と自分を認めてあげてほしい」

と語っていました。

 

Aさん、あなたの後ろには、

薬物から離れた時間が、これだけ積み重なっています。

これからも穏やかに、いっしょに歩いてくださいね。

 

2020年9月1日火曜日

リモート面会をはじめました!

 

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ただいま、新型コロナ肺炎感染予防策として、対面での面会を中止しており、

皆さまにはご不便・ご心配をおかけいたしております。。。


そこで、すこしでも、患者さんやご家族のご要望にお応えしたく、

このたび、ビデオ通話によるリモート面会を開始いたしました。


当院のリモート面会は、ご家族の方に当院にお越しいただき、

患者さんのいる病棟と、ご家族のいる面会室とをパソコンでつなぎ、

ビデオ通話機能をもちいて行うものです。


当院にとっては初めての試み。担当者も、知識ゼロからのスタートでした。

病棟とも何度か打ち合わせや聞き取りを重ね、わたわた(汗


最初はテストを兼ね、もうすぐ退院の患者さんと、

患者さんが入所する予定の施設の方に、リモート面会をしていただきました。

 

リモート面会風景
施設の方と。画面越しにはにかむ二人^^

段取りが悪く、準備に手間取ったりして、ご迷惑をおかけしましたが、

面会そのものは、うまくいったので「ホッ」。


ここ数日は、病棟での実際の運用について、試行錯誤し、病棟で説明会を行い、

スタッフ用のマニュアルやご家族向けのご案内チラシ等を作成。

  

案内チラシなど。チラシは受付にお声掛けください。


そしてこのたび、ご家族さまにもご利用いただけるようになりました。

 

本日も、ご家族と患者さんのリモート面会を行いました。

画面越しだと、患者さんは照れてしまうようでしたが、

ご家族からは「顔が見れてよかった^^」とのお声をいただきました。

 

ご家族さまには、当院にお越しいただく必要がございますが、

互いに顔をみながらお話ができますし、コロナ感染の心配もありません。

この機会に、リモート面会をご検討ください(^^)/

 


リモート面会について、詳細は コチラ

  

 

2020年8月7日金曜日

目に口ほどにものを言わせて

 

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週末、いつもは明るい母が、電話越しにも落ち込んでいました。

聞くと、病院で、受付の方の声が聞き取れず、悲観的になっていたのでした。


受付にはビニールカーテンがしてあり、その方はマスクをしていました。

母は言葉が聞き取れず、耳を傾けて「はい?」と聞いたそうですが、

3度目もダメだった後、申し訳なくなり適当に答えたとのこと。


「その状況なら、私もたぶん、聞き取れんかったかも。

 マスクって声がこもって聞こえづらいし、母さんの耳のせいじゃないよ」

と慰めたうえで、


「これからはマスクが当たり前の時代になるやろうし、

恥ずかしがらんで「少し大きな声で言ってもらえますか?」って言ってみよ」

と伝えました。


その後、テレビ電話で息子(母にとっての孫)にバトンタッチ、

孫とたわいのない会話を楽しんだことで、母も通常運転にもどったようです。

(お孫ちゃんパワー絶大ね)


コロナで声が届きづらくなっている


コロナの影響で、人との距離を取る必要がでてきました。

場合によっては、ビニールカーテンやフェイスシールド、マスクをして、

声のみならず、表情や口の動きが見えない状況も、多々あると思います。


母は耳の不自由さを嘆いていましたが、もしかすると心の深いところでは、

ビニールカーテンやマスクで人との距離が遠く感じることが増え、

孤独感を覚えていたのかもしれません。



私自身、この数カ月間を振り返ってみると、

患者さんの言葉が聞き取れずに聞き返したことも、

親しい間柄で雑談程度のことなら、なんとなく話を合わせたこともあったような。


こちらが話す場合でも、聞こえづらいと指摘されたこともあれば、

返事がワンテンポずれたり、かみ合わなかったり、

相手の表情が一瞬くもったりとしたことが何度かあり、

気づけたときは、言い直す場面もありましたが…

正直、気づけていなかったときもあったかもしれません。


母の件を通して、

「こちらが思っている以上に、相手に声が届きにくい状況である」

「場合によっては、相手を悲しい気持ちにさせることもある」

ということを、再認識するいい機会になりました。



マスク必須時代のいま、頼るべきは…


私は病院の日常風景を写真に収めたり、話を伺ったりすることで、

患者さんと関わることも多く、もしかしたら患者さんからも

「声が聞こえづらいな」と内心思われているかもしれない。


もちろん、声を張って、ゆっくりいうことは大前提ですが、

もし聞き取れなくても「気軽に聞き返せる」雰囲気づくりも必要ですね。


マスクで顔の7~8割が隠れてしまっているいま、出ている部分…

やはり、目の力に頼るしかないのかなと思います。

いつも以上に、目に笑顔をたたえていくことが大切なのかと。

スマイルマスクの画像


結果、笑いじわが目尻を占領したとしても、それはそれで!

…いや、それは嫌だわ。目元クリームを買おうそうしよう!


コロナの感染者が、日に日に増えてきている今日この頃。

私たちもいささか慣れ、緊急事態宣言中のような、殺伐とした感じは

少なくなってきているかもしれません。

でも、これからは、キープディスタンスが当たり前の世の中になるでしょう。


物理的な距離は致し方ないとしても、心の距離まで遠ざかる必要はないですね。

すこしの思いやりをもちつつ、対話していこうと思った出来事でした。

 

 

2020年7月17日金曜日

スマープに参加しませんか?

  

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みなさんこんにちは。

いきなりですが、このたび、スマープの告知ポスターを作りました! 

スタッフ間で喧々諤々(けんけんがくがく)議論を重ね、

ちょっとばっかりいい感じにできあがりました。

 

さわやかなイメージにするため、ブルーを基調にしてみました♩

さらに、スマープのことをちょっと詳しく説明するためにリーフレットも作成。

スマープのメンバーにも検閲してもらって、完成しました。


スマープの概要をギュッとしぼって作ったリーフレット。


この機会に、スマープの売りのひとつ、

自助グループ的側面について、お伝えしたいと思います。


薬物依存症は、薬物への耐えがたい欲求が生まれる脳の病気。

「やめるぞ!」と意志を強くもち続けることは、とても難易度が高いです。

はい、なので、強く意志をもつのはやめて……もとい💦発想を変えて

そもそも「強い欲求が出てくる状況をつくらない」ようにする戦法をとります。

「強い欲求が出てくる状況をつくらない」ためには、心身のバランスを整えること。

 

強いストレス ⇨ 心身のバランスをくずす ⇨ 使いたくなる ⇨ 使っちゃえ


ではなく


強いストレス ⇨ そっと降ろす ⇨ 心身のバランスを安定させる


とはいえ、、そんなに簡単ではないですよね。強いストレスは、とても厄介です。

とくに、薬物依存症の方がかかえるストレスのひとつに、”孤独感”があります。

家族や周囲とのつながりが希薄になることで生まれる寂しさ、

疑いの眼差しや理解してもらえない疎外感…


薬物からの脱却をはかる人の心には、いろいろなストレスがふりかかっています。

家族であっても、友達であっても、医療者であっても、

こうした孤独感の深いところまでは、理解しえないものです。

 

そこで活躍するのが、同じ経験をもつ「仲間の存在」です。

 

仲間がいることは自助グループの強みであり、スマープを例にしていえば

メンバー間で、共通して経験する「ストレスあるある」を出しあって、

「わかる!」と盛り上がったり、家族との軋轢を相談して解決策をねったりしながら、

ガス抜きをはかっていて、仲間の存在が、ストレス軽減になっているように見えます。


またメンバー間で、

欲求へのストッパーとしての役割を果たしあっているエピソードが、時折聞こえてきます。


長い人生、心のバランスはいつも凪(なぎ)ではなく、心がさざ波だつこともあります。

薬物を使いたいと思う瞬間は、それぞれにあるようです。

そしてそれは、

(薬物とは無縁の)家族や近しい人には、なかなかぶっちゃけて言えない気持ちです。。

 

そんなとき、安心して

「使いたいよ」

と言えて

「わかるよ。でも…やめとこうか」

と受けとめて返せる。

 

心の本音を言っても、怒られたり悲しまれたりすることなく、わかってもらえる。

これだけで、救われるときもあるそうです。


こうしたやりとりは、

経験者であり、ともに回復の道をすすむ人同士でしか成り立たない会話です。 

医療者と患者さんの間には、簡単にはできない絆のようなものがあるから。


やめたいと思っている仲間の存在は、意義のあるものだと、スタッフは感じています。

 

 

スマープには、ほかの自助グループにはない利点もあります。

病院が主催することで「参加メンバーの心身の不調に気づきやすい」という点です。

集団精神療法の専門研修を受けた心理士・看護師が専任スタッフとして常駐するため

依存症からの回復の知識を共に学んだり、

精神状態が不安定になったときに、すぐに医療とつながることができます。

 

 

自助グループや、病院の力を借りることは、

回復の道のりを、よりよいものにする助けになるはずです。

 

もしも、薬物をやめたいと思っていて、

でも、自分ひとりで立ち向かうことに限界を感じている人がいるならば

 

\ スマープに参加してみませんか /

2020年7月10日金曜日

課長! お疲れさまでした。〈後編〉

 
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6月末で勤務を終えた井上看護課長との日々。
前編は患者さんとのかかわりについてお伝えしました。

後編は、われわれスタッフとのかかわりにスポットをあてます。


スタッフとの日々 =・=・=・=・=・=・=・=・=・= 


いろんな部署で、課長のことを教えて!と聞きに行くと、
7年前 に取材した時と変わらず

「地獄耳!」「小さいのにマイクいらず(声がでかい)」という軽口はもちろん、
「やさしい」「料理上手」「なんでも手作り」「決断が速い」「聖徳太子の耳」
「職員の考えを尊重してくれる」などなど、課長への賛辞が出てくるでてくる。

なかでも
「相談事があると、しっかり話を聞いてくれる懐の深い人」
という意見があり、私も大いに賛同しました。

なぜなら私も、他部署ながら、仕事のこと(から子育ての悩みまで!)を相談し、
鼓舞していただいたひとりだから。
患者さんとの距離感や、感情の押し付けにならないような気配りの仕方など、
ところどころで、教えていただきました。

きっと、他のスタッフも、課長から学んだことは多いはず。



課長のスタッフへの愛は、こんなところにも表れていました。

とある女性スタッフが、患者さんとのレクレーション中に転倒し、
腕を骨折してしまったことがあったのですが、
数日後、その腕には、女性らしい生地であしらえた固定用アームホルダーが。

聞いたところ、課長が作ってくれたのだと。
無機質な黒のホルダーが多い中、腕が痛み気分が落ちがちなスタッフのために、
少しでも気分が明るくなるよう可愛い布で手作りしたとのことでした。


また、コロナでマスク不足が深刻な折には、布マスクを何十枚と制作して配ったり。

私も「子どもちゃんに」とミニマスクをいただきました。
マスクを嫌がる息子も、かわいくて肌触りのいい課長のマスクはOKで、
親としても、ほんとうに助かりました。


課長の布マスク


そんな課長、当院での勤続25年でした。いまの心境は?


やりきった感は、あります。
でも私はスタッフに対して、厳しいときもあった(笑)と思うので、
それぞれの部署が、最後こうして温かく送り出してくれたことに、
びっくりと同時に感謝しています


課長を慕うスタッフが、各所でセレモニーを用意していました。
そのひとつひとつを写真に収めながら、課長がどれだけのスタッフを気にかけ
またスタッフからも信頼されていたかが、分かるようでした。

いつもの現場、病棟
いつもの現場、病棟にて

ロビーにて
患者さんを迎えるロビーにて

作業療法室にて
作業療法室にて。椅子の高さは思いやり^^

感謝の胴上げ
男性陣から、感謝の胴上げ


キープディスタンスで、ぎゅっと集まって撮影できなかったのが心残り。。

「こんだけされたら、逆に泣けないよね」と、マスク越しにも屈託なく笑います。
涙目になっていたスタッフも、つられて笑顔になるほどに。


ああ課長?
残る私たちに、なにかエールをぐだざい(TT)


いままで、去る職員がいると、
その人が、あの部分をフォローしてくれていたんだな、と、 
改めて気づかされることがありました。
 
自分たちが動いているその裏にはまた、 
おなじように、役割をはたしている人がいるんですよね。
 
ひとりではできないのが看護という仕事。
患者さんの闘病生活を円滑に支えるためにも、
フォローしあう気持ちをもって、これからも頑張って!



課長が、安心して第二の人生を満喫できるよう、私たち頑張ります! 

回生での25年間、おつかれさまでした。



あらためまして、よろしく♩

  みなさんこんにちは。 回生病院のブログは、2011年に開設して以来、ずっとココログで投稿を続けていましたが、2019年4月より、こちらのBloggerさんにお世話になることになりました。   過去の記事は、2011年3月~2019年3月までの分は、これまでどおり、 コ...