★新型コロナ 制限解除

新型コロナ感染症予防のため、対面での面会を中止させていただいております。
リモート面会を導入しましたので、ご検討ください。詳しくは コチラ

2021年7月9日金曜日

壁紙新聞に愛をこめて

  

=============================

回生病院では、令和2年5月から、Facebook をしています。

よりフレッシュな情報や小ネタ(?)を随時更新中。

チェックしてくださいね(^^)/ 

=============================

 

 


病棟に貼ってある壁紙新聞。

日々の作業療法活動のようすをこまやかに伝えています。

発行者は、作業療法士の山口さん。新聞に込めた思いを聞きました。

 

試行錯誤しながら制作中

「パソコンでのレイアウトは難しいんやけど…」

山口さんのモットーは「何事もやってみよう」の精神。

「患者さんにも、得意不得意を最初から決めつけないでほしいという気持ちで活動している以上、苦手なことにもチャレンジしないとね」


レイアウトが完成したら、手書きのコメントを入れていきます。


意識しているのは「楽しさが全面に伝わるように」


新聞を作ろうと思ったきっかけは?

「野外活動に参加せず病棟に残っている人たちを、どうにか外に連れ出したくて。

 でも無理やり行かせるのは違うし『何をしたら出てきてくれる?』と考えたとき、

 新聞を思いつきました。

 『外は楽しいよ』『出ておいでよ』というメッセージを込めています」


効果はありましたか?

「新聞を掲示した直後は、出てくる人もいます。

 その気持ちが持続しないこともあるけど、すぐに効果てきめんではなくても、

 やり続けることに意味はあると思って。

 楽しいことが待っているよ、と」

 

温かみのあるコメントは、
一番身近で見ているからこそ書けるもの。


上の写真は、制作途中の新聞。お、働き隊の活動の棚作りだ!

 

活動に参加してほしくて始めたPR活動でしたが、思わぬ副次効果もあったとか。

それは、活動に参加しているメンバーが喜んでくれたこと。

「よく、自分が写っていたと報告してくれることがあって。

 活動に取り組んでいる姿を第三者的な目線で見ることで

 『オレ、けっこう頑張ってるじゃん』と認めるきっかけにもなっているみたいです」

 

これから夏本番になり、日差しは強くなるけれど。

楽しいと思える活動をしていきたい!そんな熱意の伝わる活動新聞でした。

 

2021年6月25日金曜日

Happy Family ~回生スタッフリレー日記8~

 

=============================

回生病院では、令和2年5月から、Facebook をしています。

よりフレッシュな情報や小ネタ(?)を随時更新中。

チェックしてくださいね(^^)/ 

=============================


回生病院ではたらくスタッフが、日々のことを思いのままに綴る、エッセイのような日記のような自分語りのコーナーです。第8回目は3病棟看護師長「原さん」です(^^)/

 

。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。

 

 看護師のもりた君からスタッフリレー日記が回ってきました。もりた君とは、小学生のころから柔道での戦友のような仲だったため、喜んで受けさせてもらいます。

 現在、世界中で猛威をふるうコロナ渦で大変な時期ではありますが、仕事や落ち着いた生活を続けられている事に感謝しています。

 これというのも、21年間務めさせていただいている回生病院のスタッフ、そして家族のお陰です。今回は私の家族について、多少のろけ話も踏まえて、紹介したいと思います。

 私には、妻と3人の息子がいます。結婚してから一番幸せを感じるのは、家族と一緒にいる時です。家族の笑顔やみんなで楽しんでいる姿は、私の元気の源といえます。

 現在、長男(9)と次男(6)は柔道を始めて1年がたとうとしていますが、この1年で随分と逞しく成長したと実感しています。2人とも強くなりたい気持ちが強く、私がトレーニングをしていると一緒に同じトレーニングをしようとします。長男は「お父さんのようになりたい」、次男は「ドラゴンボールのバーダック(悟空の父です)のようになりたい」と、憧れるのは強い人のようです!特に長男の言葉には、本当に感動しました‼ 素直に嬉しかったですし、その言葉が私にとっての励みにもなっています‼

 いつまでも息子たちの目標でいられるよう、日々鍛錬していきたいと思います。

 ちなみに三男(2)は、いやいや期真っ只中でかなりヤンチャな歳になりました。大変な時ですが、いるだけでみんなを笑顔にする我が家の癒しです。特に笑顔!三男の笑顔を見ると、私のタレ目がもっと垂れます。妻からも「垂れすぎて目が縦になるよ(笑)」と言われるほどメロメロです。ここ最近は柔道をしている兄達をみて、背負い投げの真似事をするようになりました!三男の今後が楽しみです。

 息子達の紹介のような内容になってしまいましたが、これが私にとって自慢の家族です!帰った時にみせてくれる笑顔いっぱいの「おかえりー‼」を楽しみに、これからも日々精進していきます。

 

 


2021年5月28日金曜日

ファミキャン ~回生スタッフリレー日記7~

 

=============================

回生病院では、令和2年5月から、Facebook をしています。

よりフレッシュな情報や小ネタ(?)を随時更新中。

チェックしてくださいね(^^)/ 

=============================


回生病院ではたらくスタッフが、日々のことを思いのままに綴る、エッセイのような日記のような自分語りのコーナーです。第7回目は2病棟看護師「もりたさん」です(^^)/

 

。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。

  

スタッフリレー日記を書きませんか?との話があり、何も考えず受けてしまったが、看護部のトップバッターとして重責を感じながら書いている。


世の中にコロナが蔓延して一年以上が過ぎ、コロナ禍以前であれば当たり前にできていたことができなくなった。

我が家でも例年であればプール・温泉・旅行と家族で楽しむイベントが計画できずに、子供だけではなく私自身も悶々とした日々を過ごしていた。


キープディスタンスの考え方が浸透し、巷では旅行で観光・食事を楽しむのではなく、キャンプ場で自由に過ごすのがブームになっているそうだ。


ご多分に漏れず私もドップリ嵌ってしまった。

キャンプ用品をネットでメーカー品を探しポチポチ、キャンプ道具屋に行ってはカード支払いを繰り返し妻に見つかり大目玉。

言い訳の「災害の時にも備えている」で妻を丸め込み、また買い物。物ばかり増えていく我が家に妻もあきれ顔。

キャンプ用品を買うだけで計画を立てない私に妻が「で、いつ行くの?」と冷たーい声で迫ってくるため急いでスケジュールを立てる。


初心者キャンパーにはテントは難しい為キャンピングカーをレンタル。

キャンプ場につき、それぞれ電子機器を極力使わず、読書、サッカーなど好きなことに時間を使う。私は焚火を見つめながら唯々無心になり、喧騒を忘れ疲れを癒す。


寝る前に広場に行きシートを広げ横になり家族で満天の星空を眺めると流れ星。見逃した長男がすねて「流れ星見るまでここにいる!!」と泣きそうになったのはいい思い出である。


コロナ禍だから何もできないではなく、コロナ禍だからできる事を探して家族の思い出を作ることが出来ると考えれば、心が少し軽くなった気がする。


おわり

 

 


2021年4月30日金曜日

メンタル強い ~回生スタッフリレー日記6~

 

=============================

回生病院では、令和2年5月から、Facebook をしています。

よりフレッシュな情報や小ネタ(?)を随時更新中。

チェックしてくださいね(^^)/ 

=============================


回生病院ではたらくスタッフが、日々のことを思いのままに綴る、エッセイのような日記のような自分語りのコーナーです。第6回目は薬局の「Nさん」です(^^)/


。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。

 

ひょんなことから日記の当番が回ってきてしまいました。

駄文となりますがお付き合いいただけると幸いです。

鬼滅の刃がブームとなってしばらく経ち、一時期よりは落ち着いてきたのかなと思っておりますが、我が家では長男次男がまだまだ大はまりしております。

あれやこれやと鬼滅グッズをせがまれる中で、特に喜んでくれたのが靴下でした。

5種類ほどのセットでそれぞれに主要なキャラクターが描かれているものです。

長男はその靴下を履くことはほとんどないのですが、次男坊は大喜びで毎日履いているようです。

そんな次男坊はなかなか頑固な性格で、少し寝癖があると幼稚園いやだ、スパッツが気に入らないと真冬でも履かないなど手を焼いているのですが、ある日から左右でばらばらの組み合わせでその鬼滅の靴下を履くようになりました。

案の定、幼稚園では「靴下ばらばらやんけ」と友達から指摘されているようですが、当人はそれが考え抜いたベストの組み合わせと確信しているようで意に介しません。

俗に言うメンタル強いな、というものでしょうか。

メンタルが強い状態になるにはそれなりにそのことについて熟慮したり、知識や経験、鍛錬を下積んだりしている必要があると思います。

次男坊も考えを何度も何度も重ねて、鬼滅への理解を深め、そして周りの意見に動じない境地にいるのでしょう。

かくいう私も昨年、禁煙に失敗しましたが、何度となく失敗した経験をもとに家族からブーイングを受けながらもメンタルを強く保ち、たばこを吸い続けているという状況であります。(本数は減りました。)

おわり

 

 


2021年4月23日金曜日

人生の旬は「いま」

 

=============================

回生病院では、令和2年5月から、Facebook をしています。

よりフレッシュな情報や小ネタ(?)を随時更新中。

チェックしてくださいね(^^)/ 

=============================

 

「スマープの現場を見て勉強したい」と直談判し、

”1日スタッフ”として、見学にきた新入職員、外来看護師の古野さん。

なんて情熱的な人なのかしら、と、興味津々話を聞きました。

 

新人オリエンテーションにて。
熱心にメモをとる古野さん


古野さんが看護学校に通い始めたのは30代後半。

40才で正看護師になり、認知症の方をケアする病棟や施設を経て、

このたび当院に入職しました。

 

人間嫌いだった


社会人になりたての頃は、動物看護師として働いていました。

子どもが好きという理由から、産科の助手も経験しました。

経歴を見ると、なるべくして看護師になったようですが、

当初、そのつもりは全くなかったといいます。

 

「当時は人間嫌いでした」と語る古野さん。

動物も子どもも好きだったけど

「飼い主さんや親御さんがいるので、人と接する機会はとても多かったですね(笑)」

 

ところが産科では、まわりの看護師から「あなたは看護師に向いている」と誘われます。

特に、よく泣かされていたコワイ先輩看護師からも言われたことが、胸に響きました。


「自分でも気づかないうちに、

人の看護をする準備はできていたのかもしれないと、今になって思います」


3年を学生として過ごす。

躊躇する古野さんの背中を押したのも、先輩からの

「長い人生の3年間くらい、たいしたことない」の言葉だったそうです。

 

人の温かみにふれた学生時代


一念発起し、看護学校に通い始めた古野さんですが、

ほぼ同時に体調をくずしてしまいます。

「学生時代の3年間は、とても苦しかったですね。人生の大きな転換点になりました」


勉強もしながら、どん底の体調と向き合う中で、自身も人にケアをされる経験をしました。

病気を抱える苦悩も、友人や周りの人に支えられケアされるありがたみも感じ、

つらかったけどシアワセな経験をしたと語る古野さん。 


「看護師になるにはとても苦労をしたし、遠回りもしたかもしれない。

でも無駄なことはなにもなかったと思います」


ケアされる側の立場が分かるというのは、

いまでは古野さんの強みになっているように見えました。

 

心理士の池畑さんにスマープのことを
質問している古野さん(左)


 

ちなみに♡

今回、当院に入職を決めたきっかけは Facebook なんですって!

「スマープの記事やスタッフ紹介の記事を見て、この病院に就職したいと思いました」

きゃー!もっと言って(/ω\)


理想の看護師像については、

慈愛に満ちたマザーテレサと、看護のハード面を整えたナイチンゲールを

足して2で割ったような看護師になりたいと語る古野さん。

 

「患者さんとのかかわりを通して、人として自分も強くなりたいと思っています」と、

はにかみながらこたえてくれました。

 

2021年3月26日金曜日

仕事たのしい! ~回生スタッフリレー日記5~

 

=============================

回生病院では、令和2年5月から、Facebook をしています。

よりフレッシュな情報や小ネタ(?)を随時更新中。

チェックしてくださいね(^^)/ 

=============================


回生病院ではたらくスタッフが、日々のことを思いのままに綴る、エッセイのような日記のような自分語りのコーナーです。第5回目は作業療法士の「山口さん」です(^^)/

 

。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。oOo。.:*:.。

 

回生に入職して、早10年以上・・・

患者さんから年齢を聞かれる度に「永遠の二十歳」と答えてきたが…今はもう言えない……(悲)

作業療法が患者さんにとって有意義であるように…と日々思いながら、仕事をしている。

私が回生で初めて覚えた『農耕』

興味があった訳ではないが、仕事としてやっているうちに楽しくなってきた。

今年は何を植えようか?  そろそろ追肥せなかねえ?  サツマイモはいつ収穫する?

等々…患者さんと相談しながら、また、農耕経験者の患者さんから御指導を仰ぎながら、農耕女子として成長してきた。(笑)

今では、耕運機や草刈り機も扱えるし、家庭菜園もするように。

休日も、育てたことのない野菜の苗がないか?園芸店に偵察に行ったりと、仕事とプライベートがごちゃごちゃになっている。でも、超~楽しぃ⤴ \(^o^)/

『麦わら帽子&長靴が似合うね♥』って、嫌みなんだか誉め言葉なんだか分からない言葉をよくかけられますが、気にしな~い。

患者さんにも、農耕に限らず、(無理やり)させられる活動ではなく、心躍る活動を見つけてほしいと思っている。

だから、まずは何でも体験させてみる‼

パズルしたことない ⇒ やってみよう♪

ソフトボール、体動くかなぁ… ⇒ キャッチボール一緒にしよう♪

ビリヤードや卓球・将棋、ルールが分からない ⇒ しながら覚えよう♪

農耕、めんどくさ~ ⇒ お散歩がてら、野菜の成長見に行こう♪からのぉ~収穫体験・試食♥

『型に入り、型より出でよ、何事も』

この言葉は、私が高校生の時に教員から教わった言葉である。

個性を出す為にはあえて『型』を教えるべきである。基本ができて応用が存在する。

たくさんの事を体験し、自分の好きなもの嫌いなもの、得意な事不得意な事、を理解し、工夫しながらこれからの人生に繋げていってほしいと思う。

これからの人生を、少しでも豊かな人生にできますように…

(写真の指の先、小さいながらも活動で育ててるしいたけです)

 

 


2021年3月19日金曜日

サクラ、咲いた

  

=============================

回生病院では、令和2年5月から、Facebook をしています。

よりフレッシュな情報や小ネタ(?)を随時更新中。

チェックしてくださいね(^^)/ 

=============================

 


「おめでとう!」「よかったね!」

胸にブートニアを挿した若者に、口々にお祝いの言葉が手向けられました。

3月5日、当院の4名の学生が無事看護学校を卒業しました。

写真はその一人、河口健人さんです。

 

卒業式を終えて病棟に戻ったら、あっという間に人だかりです。

わが子やわが孫のことのように喜ぶ職員に囲まれ、笑顔で記念撮影。

 

屈託なく、晴ればれとした笑顔の河口さんですが

”1年前の誓い”の日から、今日まで、努力の日々がありました。

 

なんでも諦めてきた過去


ほこらしげに卒業証書を手にした自分の姿。

1年前の今頃は、本人すら想像していなかったかもしれません。

 

本来、准看護師を目指す看護学生は、2年で修了を目指しますが

「僕は常に最下位の成績で、卒業試験でも欠点をとり、留年してしまいました」

思うように成績が伸びず、次第にやる気を失っていったという河口さん。

これまで何につけても「すぐに諦めてしまう性格だった」

ゆえに、看護師の道も諦めかけていたそうです。


河口さんの「諦めぐせ」に待ったをかけてくれたのは、

看護学校の先生やクラスメイト、職場の上司や同僚でした。

 

留年前、やる気のなさから、遅刻や居眠り、提出物を出さないなど、

問題行動もありましたが、

 

「もう信じて応援してくれた人を裏切れない。

1年後は笑って過ごせるように全力でやりきろう」と胸に誓い、行動を変えていきました。

 

 

支えてくれた仲間に報いて


河口さんが気後れせずに3年目を頑張れたのには、

分け隔てなく気さくに接してくれた1つ下のクラスメイトの存在も大きかったといいます。

 

そして、全国模試で上位をとる優秀なクラスの仲間に引っ張られるように、

めきめきと成績をあげていった河口さん。

次第に勉強が楽しくなり、1年前はD判定だった模試も、Aへと飛躍的に伸びたのです。

 

まわりの人のありがたみと、

諦めずにひたむきに取り組むことの尊さを実感した1年となり、

卒業式では、卒業生代表として、答辞を読む大役も担いました。

 

写真の卒業文集には、そんな河口さんの熱い思いがつづられています。

「文集を読み、涙ぐんでいた教員もいました」と、

看護学校の校長先生から嬉しいお便りが、当院にも届きました^^

 

「責任感のある看護師を目指したい」と抱負を語った河口さん。

4月からは准看護師として、患者さんと、より専門的なかかわりをしていきたいといいます。


尊敬する先輩はいますか?の問いには即答で

「病棟の上司である森本師長です!」

「嘘くさ~(照」 「ほんとですっ!」


「じゃ、さっそく即戦力として、KARP(当院のアルコールリハビリテーションプログラム)のスタッフメンバーに入ってね」

と、期待を込めた【圧】をかけられ、コントのようにアセアセしていた、

お茶目な河口さんなのでした^^

 

あらためまして、よろしく♩

  みなさんこんにちは。 回生病院のブログは、2011年に開設して以来、ずっとココログで投稿を続けていましたが、2019年4月より、こちらのBloggerさんにお世話になることになりました。   過去の記事は、2011年3月~2019年3月までの分は、これまでどおり、 コ...