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こんにちは、回生病院の給食課です。給食だよりでは、毎回ひとつの食材にスポットをあて、当院で実際にお出ししている給食のアレンジレシピと一緒にご紹介しています。
今回の主役は「にんじん」です。
つややかなオレンジ色に秘めた栄養
にんじんの鮮やかな色味は、βカロテンという栄養素が作り出しています。βカロテンは体の中でビタミンAに変わります。ビタミンAの働きは、目や皮膚を健康に保ったり、抗酸化作用(活性酸素の発生をおさえる)などがあります。
βカロテンは、多く含むと「緑黄色野菜」と呼ばれるのですが、にんじんは、100gあたり6900µgもβカロテンを含んでいます(ホウレンソウは4200µg、小松菜は3100µg)。
βカロテンは油に溶けやすいビタミンなので、揚げ物や油いためなどがおすすめ。もしも生で食べたい人は、オイル入りドレッシングやマヨネーズなどを付けて食べるといいですよ。
食物繊維も豊富なにんじん、余すことなく栄養を取り入れたいですね。
さて、今回のレシピは沖縄の家庭料理、にんじんしりしりです。にんじんを専用のスライサーでするときに鳴る「しりしり」という音が、名前の由来になったと言われています。
写真:11/5日昼食より |
<にんじんしりしり>
【材料】 作りやすい分量
・にんじん 1.5~2本
・シーチキン 1缶
・卵 2個
・塩 少々
・こしょう 少々
※ノンオイルシーチキンの場合はサラダ油 小さじ2
【作り方】
1 にんじんはせん切りにする。
2 卵を容器に割り入れ、といておく。
3 フライパンにシーチキンをオイルごと入れ(ノンオイルの場合は油を小さじ2入れる)、ニンジンも加え、炒める。
4 にんじんがしなっとなったら、卵を回しいれ、混ぜながらさらに炒める。
5 卵に火が通ったら、塩こしょうで味をととのえる。
【ポイント】
にんじんのせん切りが少し大変かもしれません。太めのせん切り用スライサーを使えば簡単です。包丁もスライサーも手を切らないよう気を付けて。
シーチキンはオイルごと入れることでオイルに浸透した旨味もつたわります。にんじんの甘みとシーチキンの旨味で、調味料はとってもシンプル!ですが味は抜群です。