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こんにちは、回生病院の給食課です。給食だよりでは、毎回ひとつの食材にスポットをあて、当院で実際にお出ししている給食のアレンジレシピと一緒にご紹介しています。
今回の主役は「卵」です。
役柄も栄養もオールマイティな存在!
卵といえば、変幻自在。簡単なものからいえば、卵かけご飯、ゆでたまご、目玉焼き、たまごやき、スクランブルエッグ…ちょっと手の込んだものになると茶わん蒸しやプリンもありますね。ハンバーグやお好み焼きなどのつなぎに使ったりと、脇役から主役まで、オールマイティな存在です。
当院で使っている地黄卵(じおうらん)。 お隣の宮若市にある卵農家さんから仕入れています。 |
卵には、食物繊維とビタミンCを除く、ほぼすべての栄養素が入っていて、完全栄養食といわれています。
たんぱく質はもちろん、レシチンには記憶や学習能力アップの効果があり、ビオチンにはエネルギー代謝を助けたり炎症を抑えてくれる働きがあります。
卵にはコレステロールがあるから…と心配することなかれ。コレステロールを低下させる作用をもつレシチンやシスチンという栄養素があるので、動脈硬化予防になるそうです。
卵白と卵黄の間にある白い部分、どうしてますか?
カラザといって、抗がん作用や免疫力アップ効果のある大事な栄養素が含まれているので、できるだけ取り除かないで食べるといいですね。
お手軽にとれるのが卵の良いところですが、ふつうの卵焼きに飽きたら、こんなレシピはいかが? 食物繊維とビタミンCを青菜でおぎなって、まさに完全栄養食レシピです!
10/21昼食より |
<えびたま>
【材料】2人分
・卵 4個
・小松菜 約30g(1株だと少し多いです)
・むきえび 約30g(20個くらい)
・干ししいたけ 1枚
・干ししいたけの戻し汁 50cc
★顆粒だし 小さじ1/2
★しょうゆ 小さじ1
★塩 少々
・サラダ油
【作り方】
1 干ししいたけをマグカップなどに入れ、しいたけがつかるように水を入れラップをして半日おいてやわらかく戻す。しいたけの戻し汁は、捨てずに50cc取っておく。
2 小松菜を2センチの長さにカットし、しいたけは幅2~3ミリで薄切り。
3 ボウルに卵を割り入れ、むきえび、①の戻し汁、②と★の調味料を入れ混ぜる。
4 熱したフライパンに油をひき、③を流しいれ、フタをして弱火で6~7分加熱。
5 ようすを見て、周囲がしっかり固まったら、フライ返しを裏側にさしこみ、くっついている部分があればはがす。
6 フタをしっかりとおさえたままフライパンをひっくり返す。卵をフタに乗せたら、滑らせるようにしてフライパンに戻す。再度フタをして、弱火で2~3分加熱する。
【ポイント】
卵を裏返すときは、火傷に注意しましょう。
あらかじめスライスしてある干ししいたけや、小松菜の代わりにあく抜き済みの冷凍ホウレンソウなどを使うと、包丁もいりませんよ~。