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6月末で勤務を終えた井上看護課長との日々。
前編は患者さんとのかかわりについてお伝えしました。
後編は、われわれスタッフとのかかわりにスポットをあてます。
スタッフとの日々 =・=・=・=・=・=・=・=・=・=
いろんな部署で、課長のことを教えて!と聞きに行くと、
7年前 に取材した時と変わらず
「地獄耳!」「小さいのにマイクいらず(声がでかい)」という軽口はもちろん、
「やさしい」「料理上手」「なんでも手作り」「決断が速い」「聖徳太子の耳」
「職員の考えを尊重してくれる」などなど、課長への賛辞が出てくるでてくる。
なかでも
「相談事があると、しっかり話を聞いてくれる懐の深い人」
という意見があり、私も大いに賛同しました。
なぜなら私も、他部署ながら、仕事のこと(から子育ての悩みまで!)を相談し、
鼓舞していただいたひとりだから。
患者さんとの距離感や、感情の押し付けにならないような気配りの仕方など、
ところどころで、教えていただきました。
きっと、他のスタッフも、課長から学んだことは多いはず。
課長のスタッフへの愛は、こんなところにも表れていました。
とある女性スタッフが、患者さんとのレクレーション中に転倒し、
腕を骨折してしまったことがあったのですが、
数日後、その腕には、女性らしい生地であしらえた固定用アームホルダーが。
聞いたところ、課長が作ってくれたのだと。
無機質な黒のホルダーが多い中、腕が痛み気分が落ちがちなスタッフのために、
少しでも気分が明るくなるよう可愛い布で手作りしたとのことでした。
また、コロナでマスク不足が深刻な折には、布マスクを何十枚と制作して配ったり。
私も「子どもちゃんに」とミニマスクをいただきました。
マスクを嫌がる息子も、かわいくて肌触りのいい課長のマスクはOKで、
親としても、ほんとうに助かりました。
そんな課長、当院での勤続25年でした。いまの心境は?
やりきった感は、あります。でも私はスタッフに対して、厳しいときもあった(笑)と思うので、それぞれの部署が、最後こうして温かく送り出してくれたことに、びっくりと同時に感謝しています
課長を慕うスタッフが、各所でセレモニーを用意していました。
そのひとつひとつを写真に収めながら、課長がどれだけのスタッフを気にかけ
またスタッフからも信頼されていたかが、分かるようでした。
キープディスタンスで、ぎゅっと集まって撮影できなかったのが心残り。。
「こんだけされたら、逆に泣けないよね」と、マスク越しにも屈託なく笑います。
涙目になっていたスタッフも、つられて笑顔になるほどに。
ああ課長?
残る私たちに、なにかエールをぐだざい(TT)
いままで、去る職員がいると、
その人が、あの部分をフォローしてくれていたんだな、と、
改めて気づかされることがありました。
自分たちが動いているその裏にはまた、
おなじように、役割をはたしている人がいるんですよね。
ひとりではできないのが看護という仕事。
患者さんの闘病生活を円滑に支えるためにも、
フォローしあう気持ちをもって、これからも頑張って!
課長が、安心して第二の人生を満喫できるよう、私たち頑張ります!
回生での25年間、おつかれさまでした。