回生病院からのお知らせ

2020年5月20日水曜日

コロナ禍で気づけたこと

 
みなさんこんにちは。
いつの間にか、気づくと、5月も後半ですね。

私事ですが、幼児を子育て中です。
緊急事態宣言後は、保育園が休園となり、夫と勤務を交代しながら、
1か月間、子どもと向き合っておりました。


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コロナの影響で、わが町の保育園も、とうとう休園となった。
こんな風に、ずっと一緒の時間を過ごすようになるなんて、
まったくの想定外だ。


とりあえず、みそ汁の味噌当番をお願いする。
これは、子の朝の日課になった。


公園にも行けない、買い物にも連れていけない、友達とも遊ばせられない、
コロナを無自覚に移すおそれがあるから、ジジババにも会わせられない。

よって、部屋で、マンツーマン。

日中、子ども以外としゃべらず過ごす。
なんか、孤独。大人としゃべりたい。さみしい。

ん? この感じ、デジャヴ!
コロナよりも前に、味わったことあるぞ。

あ、育休中のわたしだ。


もちろん、あの頃とは、状況も違うし、毎日ではない。
わが子はネンネではなくなり、歩いてしゃべって踊るようになった。

だけどだけど、子どもの遊び(たたかいごっこ)に付き合って、
いないいないばあっ!に頼りながら3食つくって、
いつもと違う環境で、ストレスをぶつけてくるわが子を受け止めて、、、

自分が製造責任者なのに、、ぶっちゃけ、しんどい(泣

家事能力や育児能力のへっぽこさを痛感する。


のりでべたつくのが嫌だったのかな、
気づいたら、私一人でしていたちぎり絵。。


そして気づく。保育園の偉大さに。

先生方に、どれだけ助けてもらっていたか。

3食のうちの1食を、バランスよくおいしい給食が担ってくれていたから
平日の夜、しんどいときは手抜きでもいいかな、と甘えられたし、
気づけばわが子は、好き嫌いの少ない子に育ってくれた。

日中も、たくさん外で運動させてもらっていたから、
夜も電池が切れたようにぐっすり寝てくれたし、
山の上り坂で、追いつけないほど走れるようになった(親の運動不足説)。

パジャマのボタンをとめられるようになったのも
歯磨きのフリではなく、右左上下と、フォームがさまになってきたのも
自分より小さい子の頭を、ガッと持たず、やさしくなでられるようになったのも

保育園で先生に導いてもらったり、友達と切磋琢磨した結果だ。


保育園には、感謝しかない。

風邪にかかって、健康のありがたみに気づくように。
コロナ禍でいろんな制限が起きたから、普段、いろんな人に支えられて
子どもを育てられているということに、気づけた。

そんな、1か月間だった。



休園措置解除となった今、保育園に、子どもをお願いすることになった。
先生方も、リスクをかかえて、精神をすりへらしながら、支えてくれている。

子どもたちが、コロナにかかってしまわないよう、
先生方のリスクを増やさないよう、私たち親が、経済活動を続けられるよう
これまで以上に気を引き締めて生活しようと、あらためて思う。



コロナ感染症の最前線で戦う医療職の方々はもちろんのこと、
保育士の方々、介護職の方々、宅配業者の方々、
生活を支えてくださっているすべての方々に
ほんとうに、ありがとうございます。