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こんにちは、回生病院の給食課です。給食だよりでは、毎回ひとつの食材にスポットをあて、当院で実際にお出ししている給食のアレンジレシピと一緒にご紹介しています。
今回の主役は「キャベツ」です。
胃にやさしくてビタミンCも豊富
年中みかけるキャベツにも旬があり、もうすぐお目見えする春キャベツ(3~5月)は、柔らかくてみずみずしいので、サラダに適しています。いま出回っている冬キャベツ(11~3月)は葉がしっかりして煮崩れしにくく、ロールキャベツ等の煮込み料理にうってつけ。
キャベツの代表的な栄養成分は、ビタミンU。耳慣れない名前ですが、別名のキャベジンと聞いたら、ピンとくる人も多いのでは。キャベジンは、胃酸の分泌を抑え胃の粘膜を保護したり、再生を促してくれる栄養素で、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防・改善に役立ちます。ビタミンCも豊富で、とくに外側の緑の強い葉っぱ(外葉)には、含まれるビタミンCが多いと言われています。できるだけ外葉もおいしく食べましょう。
ビタミンUもCも、水に流出しやすいので、サラダで食べたり、煮込みならスープも一緒に食べるといいですね。
今回のレシピでは、キャベツのさっと煮を紹介します。ベーコンとかつお節の旨味とキャベツの甘みが、心にも体にもやさしい箸休めに。
写真:2/10昼食より |
<キャベツのさっと煮>
【材料】5人分
・キャベツ 500g(半玉ほど)
・コンソメキューブ 1個
・ベーコン 50g
・サラダ油 適量
・かつお節 小分け1パック(約5g)
・塩 少々
・水 200~300mlほど
【作り方】
1 キャベツは5cm角くらいでざく切りにし、ベーコンは1センチ幅で短冊切りにする。
2 鍋にサラダ油を熱し、ベーコンを軽く炒める。
3 ②にコンソメと水を入れ、沸騰したらキャベツを入れ火を通す。
4 キャベツがほどよい固さになったら、火を止めて塩で味をととのえる。
5 お皿に盛り(汁も)、上からかつお節を散らす。
【ポイント】
キャベツから水分が出るので、最初から水を入れすぎないようにします。キャベツは火を通しすぎると色があせてしまうので煮込みすぎに注意。黒こしょうを最後にふると、大人好みの味付けになります。旨味と栄養が溶け込んだ煮汁もいっしょに召し上がれ!