みなさんこんにちは。
卒業式シーズンですね。
当院でも、明日子どもさんが卒園式を迎えるというスタッフがいます。
コロナの影響で、式の縮小はあるようですが、
節目であるには変わりなく「明日は絶対泣く!」としみじみ言っていました。
卒業、といえば
今日のスマープを最後に、いったん一区切りのメンバーがいます。
(スマープってなんぞや? という方は コチラ)
スマープは学校とは違い、今後もいつでもウェルカムなので、
卒業といってしまうのは、ちょっと違うのかもしれません。
定期的に通ってくださっていたことを考えれば、
かぎりなく卒業に近いのかな、とも思います。
スタッフ間で、何かしっくりくる言い方はないか考えて、
「スマープの休眠期に入った」ということにしよう、となりました。
言葉ひとつのニュアンスの問題なのですが、
それほど、このAさんの ”休眠” は、スタッフにとって、感慨深いのです。
スマープにこなくなった方は、ほかにもいますが
症状が安定していて、次のステップに移るために休眠する、
という方は、Aさんが初めてとなります。
また、Aさんは、H29年7月のスマープ開始以来、
ずっと通ってくださっていた初期メンバーのひとりです。
コツコツと、誰よりも多く回数を重ね、スマープを支えてくれました。
スマープに通い始めた当初は、「薬物を使いたくてきつかった」そう。
気持ちの波も、大きく揺れ動くこともあったようです。
でも、いつからか、スマープで仲間ができ、
薬物を使いたいと思う頻度が減っていき、心も安定してきました。
そんなAさんに、目標ができました。子どものころからの夢だそうです。
その夢をかなえるための準備に入るため、今回、スマープの休眠となりました。
スマープは休眠とはなりましたが、通院は今後も続けるとのこと。
夢の道のりは、私には想像はつきませんが、きついこともあるでしょう。
メンバー・スタッフ、誰が見ても、まじめで頑張りやなAさん。
疲れたときは、すこし休憩しつつ、ご自分のことも、いたわってほしいです。
最後 という意味が有名ですが 続く という意味もあるんですって。
スタッフは、いつでも、Aさんを応援し続けます。
スマープに顔を出したくなった時は、いつでも、ウェルカムですからっ!
Aさん、スマープを長い間支えてくださり、ありがとうございました。
また今度、夢の続きを聞かせてくださいね^^