回生病院からのお知らせ

2021年7月30日金曜日

締切 ~回生スタッフリレー日記9~

 

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回生病院ではたらくスタッフが、日々のことを思いのままに綴る、エッセイのような日記のような自分語りのコーナーです。第9回目は精神保健福祉士の「Fさん」です(^^)/

  

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ついにスタッフリレー日記が回ってきました。回生病院の隅にある医療相談室で精神保健福祉士をしているFです。よろしくお願いします。

この仕事をしていると精神保健福祉士って何の仕事をしているの?と質問されることがあります。しかし私にも「こういう仕事をしている!」と自信を持って答えることはできません。たぶん患者さんや家族から相談を受け、それらを一緒に解決していく仕事をしているのではないかと思います。

入院の相談から退院支援、日常生活の相談、お金の相談、書類作成、さらには患者さんと一緒に部屋の片づけに行ったりと、仕事内容は多岐にわたり、患者さんの生活状況や環境によって仕事内容は変化します。


このスタッフリレーを引き受けた時が6月下旬。締め切りは7月26日。「締め切りまでまだまだ時間があるし、なにを書くかは普段の生活の中からだんだんと決まってくるだろう。」と考えていました。

しかし内容は決まらないまま刻々と締め切りだけは近づいてきます。現在7月19日。相変わらず書く内容は決まっていません。そして現在、締め切り当日の7月26日。まだ書く内容は決まっていません。しかし、通常の仕事もしなければいけません。

以後、このようなことがないようにきちんと計画を立てて仕事をしていこうと反省した次第です。


こんな私も回生病院に勤務をして7年目になります。これもひとえに医療相談室の上司や同僚、先生や看護師の支えがあるおかげです。これからもよろしくお願いします。


最後にうちで飼っている猫の写真を載せて終わります。

 

 


2021年7月9日金曜日

壁紙新聞に愛をこめて

  

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病棟に貼ってある壁紙新聞。

日々の作業療法活動のようすをこまやかに伝えています。

発行者は、作業療法士の山口さん。新聞に込めた思いを聞きました。

 

試行錯誤しながら制作中

「パソコンでのレイアウトは難しいんやけど…」

山口さんのモットーは「何事もやってみよう」の精神。

「患者さんにも、得意不得意を最初から決めつけないでほしいという気持ちで活動している以上、苦手なことにもチャレンジしないとね」


レイアウトが完成したら、手書きのコメントを入れていきます。


意識しているのは「楽しさが全面に伝わるように」


新聞を作ろうと思ったきっかけは?

「野外活動に参加せず病棟に残っている人たちを、どうにか外に連れ出したくて。

 でも無理やり行かせるのは違うし『何をしたら出てきてくれる?』と考えたとき、

 新聞を思いつきました。

 『外は楽しいよ』『出ておいでよ』というメッセージを込めています」


効果はありましたか?

「新聞を掲示した直後は、出てくる人もいます。

 その気持ちが持続しないこともあるけど、すぐに効果てきめんではなくても、

 やり続けることに意味はあると思って。

 楽しいことが待っているよ、と」

 

温かみのあるコメントは、
一番身近で見ているからこそ書けるもの。


上の写真は、制作途中の新聞。お、働き隊の活動の棚作りだ!

 

活動に参加してほしくて始めたPR活動でしたが、思わぬ副次効果もあったとか。

それは、活動に参加しているメンバーが喜んでくれたこと。

「よく、自分が写っていたと報告してくれることがあって。

 活動に取り組んでいる姿を第三者的な目線で見ることで

 『オレ、けっこう頑張ってるじゃん』と認めるきっかけにもなっているみたいです」

 

これから夏本番になり、日差しは強くなるけれど。

楽しいと思える活動をしていきたい!そんな熱意の伝わる活動新聞でした。